さて、スタンダードのホールドは、皆さん、1曲、肩が上がらず、肘の張りを保てますか???
今回は、『腕を返す(かいなをかえす)』です。
・まず、実験です。
・手のひらを内側(体の方)に向け、みぞおちの高さに両手を重ね、円を作ります。
・近くの誰かに、上から、両肘を押してもらいましょう。⇒肘が下がらないように抵抗します。
大体の方は、ここで、肘が下がったはずです。
・では次に、
・手の平を外側に(体のほうに手の甲)向け、みぞおちの高さに両手を重ね、円を作ります。
・近くの誰かに、上から、両肘を押してもらいましょう。⇒肘が下がらないように抵抗します。
いかがですか?
さっきよりも、肘が下がらなかったはずです。
【結論】
・スタンダードのホールドを作るときに、まず手のひらを外に向ける。
・形が出来たら、手首だけ返し、肘の張りをそのままに気をつける。
⇒肘と、手首は独立して、旋回しますので、可能な芸当なのですよ